今シーズン初めての林道ツーリングに出かけました。
いつも通り、事前に調べもせずに家を飛び出しました。
が、ちょっと失敗しました。
当初、大名栗林道~林道御岳山線~中津川林道~相木川上線(林道)を走ろうと思っていましたが、走れたのはそのうちの1本(林道御岳山線)のみでした。
大名栗林道周辺の林道は、「当分の間通行止め」というファジーな文言で通せんぼ。
中津川林道は、4月末まで冬季閉鎖なんですね。林道初心者の私は、4月中旬くらいには通行可能になっているものと勝手に思っていました(^^;;)
というわけで、唯一走れた林道御岳山線のレポートを手短に。
昨年買ったこの本を参考にしました。

私が持っている2008年版のツーリングマップルには載っていない林道ですね。
約14kmの林道です。
入り口もわかりやすく、フラットで、私のような初心者にはもってこいです。
ワイルドさを求める方には物足りないかもですが。

標高が上がってくると、杉林がまばらになってきて、木立から風景が垣間見えるようになり。

見通しがよい区間が多いですね。

林道脇の資材置き場で、人知れず咲いているソメイヨシノ。
若干葉桜気味ですが、この日通った秩父や奥多摩の山の中では、まだ散らずに残っていました。

2駆でほぼ問題なしですが、2箇所ほど、4Hの1速でないと登坂できないポイントがありました(東から西へ向かうルートの場合)。

景色がかなり開け始めました。

林道っぽくない、きれいなトンネルが出現。

トンネル内部も真新しく、かなり最近竣工したっぽいです。
林道を走っていると、ついつい素掘りのトンネルなんぞを期待しちゃうもんですが。

ここからが、この林道の一番のハイライト。
トンネルを抜けた後の1km以上、左手側の景色がパッと開けます。
私はまだそれほどたくさんの林道を走ったわけではないんですけども、展望の良い林道というのは少ないというのが実感ですが、この林道のように、開けた景色が連続して1km以上見えるのは、わりと珍しいかと。
この近くの中津川林道なども、景色が開けるところはほんの一瞬ですしね。


眼下に、秩父の山々と、国道140号を望みます。なかなかのスケール感ですが、写真では伝わりにくいかもです。
この日は靄が出ているため、遠景は霞んでしまっていますが、秋などの空気が澄んでいる季節に来たら、かなりいい眺めだと思います。
紅葉の時期、また来たいな。

ひとしきり眺望を楽しんだら、ここからは下り。
写真には撮れませんでしたが、子鹿と遭遇しました。

延々下ったら、国道140号と合流して終了です。
帰り道は、12~13年ぶりくらいに、国道140号のループ橋(大滝大橋)~雁坂トンネルを経由して、山梨へ。
そこから国道411号を東に向かい、柳沢峠を経由して、これも久々に、都道206号(檜原街道)のワインディングを楽しみながら帰宅しました。
檜原街道は、休日ともなれば単車だらけの道ですが、この日は平日夕方とあって、ライダーは少なめ。

てなわけで、やさしい林道を1本しか走れませんでしたが、この日の林道ツーリングは終了です。お粗末さんでした。<(_ _)>