ホーンは結構電気食いますし、シングルホーンからダブルホーンへの交換なんで厳密な意味ではリレーが必要ですが、ホーンは鳴らすのは一瞬。ずっと鳴らして通電しっぱなしになるものではないので、既存のリレーのまま(追加のリレーは取り付けない)で行こう、と勝手に判断。ダメそうだったら後でリレーをかませばいいだけなので。
というわけで、分岐タップなどで単純に並列配線するだけという、お手軽な方法です。
次に、取り付け場所を考えます。
ジムニーのエンジンルームはスッカスカ。
ステイを付ければ、どこにでも取り付けられそうなんで、かえって迷っちゃいます。
純正ホーンは、たしか写真の赤丸部分についているんですよね。
ウチのJB23は、グリルはPISTONフェイスキットを装着しています。
PIAAのドライビングランプとステイが干渉するため、純正ホーンもここには取り付けられず、納車時、すでにラジエーターのステイに共締めしてありました。
「スレンダーホーン」とはいえ、純正よりは全然大きいので、当然ここには取り付け不能です(写真参照)。

ラジエーターとフェイスキットの間に、ホーンが取り付けられる程度の空間がありますが、個人的には、この手のパーツは見えるところに取り付けたくないので、他の場所に取り付けます。
取り付けが簡単で目立たない場所となると、赤丸の、フェイスキットを止めているボルト(純正だとここはヘッドランプのステイになっているんでしたっけ?)を活かす方法です。
L字ステイを買ってきて、ここに共締めする形で、左右のヘッドランプの裏側にホーンをぶら下げる感じですね。
昔から、ダブルホーンは、できるだけシンメトリーに、少し離れた位置に取り付けるようにしています。

用意するものはこちらです。
・ダブルホーン本体
・エーモン【1144】ホーン用変換コード(電工ペンチを持ってる人は、こんなセットはいらないですね)
・L字ステイ(ステンレス)
・M8ボルト(L12くらいだった気がしますが、暑いせいか記憶がぶっ飛んでます)、ナット、平ワッシャー(全てステンレス)

M8ボルト&ナットで、ホーンをL字ステイに固定します。

L字ステイに固定したホーンを、フェイスキットのボルトに共締めします。
運転席側は、写真上のように、グリルとウインドウォッシャー液タンクの間にスッポリ収まります。
助手席側は、写真下のように、エアクリーナーの吸気口にやや干渉しますが、なんとか収まってくれました。

気になったのは、L字ステイに共締めしている黒いボルト&ワッシャー(赤丸部分)ですね。
L字ステイがM8ボルト用に作られているので、黒いワッシャー(これはM6用の小さめのもの)が小さくて心もとなく、よく見ると締め付けの力に負けて少し歪んでいることと、元々ボルト長が短い(L15くらい)ため、厚み3mmのステイの共締めすること自体に無理があるかと。走行中の振動でパカッと外れたりしてもおかしくなさそうな…。
純正ホーンの平型端子を引っこ抜いて、そのまま運転席側のPIAAのホーンの端子に差し込み、配線コネクターを使って配線を分岐し(写真上)、助手席側までコードを這わせ(写真中央)、並列配線します(写真下)。

余ったコードを適当に結束して終了…
…のつもりでしたが、やはり前述の、共締めの短い黒ボルトと小さいワッシャーが気になり、少し長めのM6ボルト(たしかL20くらいだったと思います)と大きめのワッシャー(20mm)を追加購入して、共締めし直しました(赤丸部分)。

ですが、よくよく考えてみると、20mmのワッシャーは必要ないですね。
長めのボルトは買う必要はありますが、フェイスキットの下にL字ステイを潜り込ませれば、黒いワッシャーを活かして取り付けられたはずですからね。我ながらアホでした(^^;;)
一応、鳴るかどうかテスト。
いい音が鳴りました。変な音だったらリレーをかますところですが、問題ないですね。
というわけで、このWホーンは「追加リレー不要で並列に結ぶだけ」で大丈夫でした。
※後日書き込み:リレーなしでずっと使い続けていますが、まったく問題ないです。
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