2015/07/30

川俣檜枝岐林道〜国道352号(樹海ライン)へ

7月18日(土曜日)、林道探索に行ってきました。川俣檜枝岐林道です。




川俣檜枝岐林道の東側の、県道350号・田代山林道も走りたかったのですが、この日はあいにく通行止めでした。
前々日まで、「台風が直撃かも」という天気予報でしたが、前日の予報で「山沿いで所々雨が降ることもありますが、概ね降らないでしょう」みたいな予報に変わったので、行ってみたんですけどね。
ところが。
東北道の、佐野藤岡あたりから断続的に降り始め。
おや~??(^^;;)
西那須野塩原ICで降りた頃から本降り。
結局、日が沈むまで、ず~っと降ってました…orz
もしかして、私が走ったところだけ雨だったんでしょうか(笑)。

おっと、思わずお天道さんに文句を言ってしまいました。
さて、川俣檜枝岐林道です。
分岐に迷うようなことはなく、スッと入れました。




序盤の方は、今まで私が走った5~6本の林道の中でも、最も初心者向け(私向け)でした。
麓の方はブナ林なので明るいです。深い木立に覆われた薄暗い森という感じではないですね。
なので、対向車の見通しもよく、道幅も十分で、1.5車線くらいのところが多いです。
この日まで連日雨が降り続いていたはずですが、水たまりはそれほどなく、轍もあまりなくフラットです。

少しずつ高度を上げて、中腹あたりからは、多少の藪こぎをしながら進んでいきます。
路面が少しずつ荒れてきましたが、不安になるほどではないですね。




中腹を通り過ぎると、景色が開け始めます。
天気がいい日に来たら、結構な景色が拝めるかもしれませんね。




帝釈山峠の広場には、5~6台のクルマ(オフ車ではない普通の乗用車)が停まっていました。
台倉高山という山の登山口なんですね。




峠に着いたらお湯を沸かしてコーヒーでも淹れよう…と思ってバーナーを持ってきていたのですが、あいにくの雨なのでそれもできず、ひと息ついてすぐ出発。

福島県側は、栃木県側より、さらに整備された林道といった印象です。
きれいに砂利がまかれています。道幅はさらに広いです。




麓まで来ると、お約束のブナ林になって、林道は程なく終了。
国道352号へ出ました。
天気がまったく回復しないので、会津方面へ行き、西那須野塩原ICから都内の自宅へ帰っちゃおうかとも思いましたが…。
せっかくなんで、久々に、国道352号(通称“樹海ライン”)を魚沼方面へ抜けてみます。




古いツーリングマップルでは、国道352号は「国道なのにバイクは通行禁止…許せん、国道だぞ!!」というような、厳しめの記述があったように記憶していますが(ツーリングマップル東北版担当の賀曽利隆氏が書いたのではないかと勝手に推測していますが)、たしか10年くらい前から、単車も通れるようになったと思います。
ちょっと前は、高速でタンデムしちゃいかんとか、単車はいろいろ制限がありましたよね。

尾瀬付近までは道幅は広いですが、そこから先は、1.5車線のワインディングが、これでもかというくらい、延々と続きます。
忘れた頃に対向車、という感じで、相変わらず交通量は少ないですね。
数十km、お店も温泉も何もなく、ひたすらこんな感じです。




このあたりも何度かツーリングに来ていますが、12~3年前の紅葉の盛りの時に来たとき、山々が黄金色に輝く様がとても神秘的で、印象に残っています。
田子倉湖とセットで回ると、山奥の風景とワインディングでお腹いっぱいになるんですよね。

紅葉の時期ならともかく、梅雨明けのこの時期は、これといって見所がないかもしれません(^^;;)
ビューポイントがあまりないんですよね。
富山の有峰ダムの舗装林道と、景色や雰囲気が似ているような気もします…有峰の方が景色が開けていたかなぁ。ちょっとうろ覚えですが。




徐々に高度を下げ、魚沼に近づいてきました。
おー、雪渓です。まだ雪が残っているんですね。
残雪が溶けてる付近だけ、あたりに靄がかかっています。




銀山平まで降りてきました。
雨は、いつの間にかあがってましたね。
河原でお茶を沸かして一服。
いつの間にか18:00時過ぎ。
ただひたすらストイックに走っていて、時間に気づかなかったです。




奥只見や田子倉は、「山奥のさらに奥」に来た感じがして好きな場所ですが、都内から日帰りだと、ホントに遠いんですよね。
キャンプ道具持ってきてたら、この河原にテント張って寝ちゃうところでしたが、この後、魚沼まで出て、延々200km走って帰宅。
さすがにクタクタでした(^^;;)

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