2015/07/31

ホーン交換

ホーンを交換するにあたり、新たにリレーを追加するかどうか、事前に考えました(ジムニーの配線図は事前にチェック済み)。
ホーンは結構電気食いますし、シングルホーンからダブルホーンへの交換なんで厳密な意味ではリレーが必要ですが、ホーンは鳴らすのは一瞬。ずっと鳴らして通電しっぱなしになるものではないので、既存のリレーのまま(追加のリレーは取り付けない)で行こう、と勝手に判断。ダメそうだったら後でリレーをかませばいいだけなので。
というわけで、分岐タップなどで単純に並列配線するだけという、お手軽な方法です。

次に、取り付け場所を考えます。
ジムニーのエンジンルームはスッカスカ。
ステイを付ければ、どこにでも取り付けられそうなんで、かえって迷っちゃいます。

純正ホーンは、たしか写真の赤丸部分についているんですよね。
ウチのJB23は、グリルはPISTONフェイスキットを装着しています。
PIAAのドライビングランプとステイが干渉するため、純正ホーンもここには取り付けられず、納車時、すでにラジエーターのステイに共締めしてありました。
「スレンダーホーン」とはいえ、純正よりは全然大きいので、当然ここには取り付け不能です(写真参照)。





ラジエーターとフェイスキットの間に、ホーンが取り付けられる程度の空間がありますが、個人的には、この手のパーツは見えるところに取り付けたくないので、他の場所に取り付けます。

取り付けが簡単で目立たない場所となると、赤丸の、フェイスキットを止めているボルト(純正だとここはヘッドランプのステイになっているんでしたっけ?)を活かす方法です。
L字ステイを買ってきて、ここに共締めする形で、左右のヘッドランプの裏側にホーンをぶら下げる感じですね。
昔から、ダブルホーンは、できるだけシンメトリーに、少し離れた位置に取り付けるようにしています。





用意するものはこちらです。
・ダブルホーン本体
・エーモン【1144】ホーン用変換コード(電工ペンチを持ってる人は、こんなセットはいらないですね)
・L字ステイ(ステンレス)
・M8ボルト(L12くらいだった気がしますが、暑いせいか記憶がぶっ飛んでます)、ナット、平ワッシャー(全てステンレス)





M8ボルト&ナットで、ホーンをL字ステイに固定します。





L字ステイに固定したホーンを、フェイスキットのボルトに共締めします。
運転席側は、写真上のように、グリルとウインドウォッシャー液タンクの間にスッポリ収まります。
助手席側は、写真下のように、エアクリーナーの吸気口にやや干渉しますが、なんとか収まってくれました。





気になったのは、L字ステイに共締めしている黒いボルト&ワッシャー(赤丸部分)ですね。
L字ステイがM8ボルト用に作られているので、黒いワッシャー(これはM6用の小さめのもの)が小さくて心もとなく、よく見ると締め付けの力に負けて少し歪んでいることと、元々ボルト長が短い(L15くらい)ため、厚み3mmのステイの共締めすること自体に無理があるかと。走行中の振動でパカッと外れたりしてもおかしくなさそうな…。

純正ホーンの平型端子を引っこ抜いて、そのまま運転席側のPIAAのホーンの端子に差し込み、配線コネクターを使って配線を分岐し(写真上)、助手席側までコードを這わせ(写真中央)、並列配線します(写真下)。





余ったコードを適当に結束して終了…
…のつもりでしたが、やはり前述の、共締めの短い黒ボルトと小さいワッシャーが気になり、少し長めのM6ボルト(たしかL20くらいだったと思います)と大きめのワッシャー(20mm)を追加購入して、共締めし直しました(赤丸部分)。





ですが、よくよく考えてみると、20mmのワッシャーは必要ないですね。
長めのボルトは買う必要はありますが、フェイスキットの下にL字ステイを潜り込ませれば、黒いワッシャーを活かして取り付けられたはずですからね。我ながらアホでした(^^;;)

一応、鳴るかどうかテスト。
いい音が鳴りました。変な音だったらリレーをかますところですが、問題ないですね。
というわけで、このWホーンは「追加リレー不要で並列に結ぶだけ」で大丈夫でした。

※後日書き込み:リレーなしでずっと使い続けていますが、まったく問題ないです。

2015/07/30

川俣檜枝岐林道〜国道352号(樹海ライン)へ

7月18日(土曜日)、林道探索に行ってきました。川俣檜枝岐林道です。




川俣檜枝岐林道の東側の、県道350号・田代山林道も走りたかったのですが、この日はあいにく通行止めでした。
前々日まで、「台風が直撃かも」という天気予報でしたが、前日の予報で「山沿いで所々雨が降ることもありますが、概ね降らないでしょう」みたいな予報に変わったので、行ってみたんですけどね。
ところが。
東北道の、佐野藤岡あたりから断続的に降り始め。
おや~??(^^;;)
西那須野塩原ICで降りた頃から本降り。
結局、日が沈むまで、ず~っと降ってました…orz
もしかして、私が走ったところだけ雨だったんでしょうか(笑)。

おっと、思わずお天道さんに文句を言ってしまいました。
さて、川俣檜枝岐林道です。
分岐に迷うようなことはなく、スッと入れました。




序盤の方は、今まで私が走った5~6本の林道の中でも、最も初心者向け(私向け)でした。
麓の方はブナ林なので明るいです。深い木立に覆われた薄暗い森という感じではないですね。
なので、対向車の見通しもよく、道幅も十分で、1.5車線くらいのところが多いです。
この日まで連日雨が降り続いていたはずですが、水たまりはそれほどなく、轍もあまりなくフラットです。

少しずつ高度を上げて、中腹あたりからは、多少の藪こぎをしながら進んでいきます。
路面が少しずつ荒れてきましたが、不安になるほどではないですね。




中腹を通り過ぎると、景色が開け始めます。
天気がいい日に来たら、結構な景色が拝めるかもしれませんね。




帝釈山峠の広場には、5~6台のクルマ(オフ車ではない普通の乗用車)が停まっていました。
台倉高山という山の登山口なんですね。




峠に着いたらお湯を沸かしてコーヒーでも淹れよう…と思ってバーナーを持ってきていたのですが、あいにくの雨なのでそれもできず、ひと息ついてすぐ出発。

福島県側は、栃木県側より、さらに整備された林道といった印象です。
きれいに砂利がまかれています。道幅はさらに広いです。




麓まで来ると、お約束のブナ林になって、林道は程なく終了。
国道352号へ出ました。
天気がまったく回復しないので、会津方面へ行き、西那須野塩原ICから都内の自宅へ帰っちゃおうかとも思いましたが…。
せっかくなんで、久々に、国道352号(通称“樹海ライン”)を魚沼方面へ抜けてみます。




古いツーリングマップルでは、国道352号は「国道なのにバイクは通行禁止…許せん、国道だぞ!!」というような、厳しめの記述があったように記憶していますが(ツーリングマップル東北版担当の賀曽利隆氏が書いたのではないかと勝手に推測していますが)、たしか10年くらい前から、単車も通れるようになったと思います。
ちょっと前は、高速でタンデムしちゃいかんとか、単車はいろいろ制限がありましたよね。

尾瀬付近までは道幅は広いですが、そこから先は、1.5車線のワインディングが、これでもかというくらい、延々と続きます。
忘れた頃に対向車、という感じで、相変わらず交通量は少ないですね。
数十km、お店も温泉も何もなく、ひたすらこんな感じです。




このあたりも何度かツーリングに来ていますが、12~3年前の紅葉の盛りの時に来たとき、山々が黄金色に輝く様がとても神秘的で、印象に残っています。
田子倉湖とセットで回ると、山奥の風景とワインディングでお腹いっぱいになるんですよね。

紅葉の時期ならともかく、梅雨明けのこの時期は、これといって見所がないかもしれません(^^;;)
ビューポイントがあまりないんですよね。
富山の有峰ダムの舗装林道と、景色や雰囲気が似ているような気もします…有峰の方が景色が開けていたかなぁ。ちょっとうろ覚えですが。




徐々に高度を下げ、魚沼に近づいてきました。
おー、雪渓です。まだ雪が残っているんですね。
残雪が溶けてる付近だけ、あたりに靄がかかっています。




銀山平まで降りてきました。
雨は、いつの間にかあがってましたね。
河原でお茶を沸かして一服。
いつの間にか18:00時過ぎ。
ただひたすらストイックに走っていて、時間に気づかなかったです。




奥只見や田子倉は、「山奥のさらに奥」に来た感じがして好きな場所ですが、都内から日帰りだと、ホントに遠いんですよね。
キャンプ道具持ってきてたら、この河原にテント張って寝ちゃうところでしたが、この後、魚沼まで出て、延々200km走って帰宅。
さすがにクタクタでした(^^;;)

2015/07/19

万沢林道〜野反湖〜白根〜毛無峠〜湯沢線(林道)へ

今年は長い梅雨でしたね。
雨で引きこもっているのも好きな私ですが、ツーリングはやっぱり晴れを望みます。
久々に晴れた先週の金曜日(7月10日)、ちょっと時間が取れたので、長めの林道を通るコースへ、ひとっ走り行ってきました。

全行程は
「万沢林道(ダート21km)〜野反湖~白根山~毛無峠~湯沢線(深ジャリ12km)」
という感じです。




野反湖も白根も毛無峠も、首都圏からの日帰りツーリングでは王道コースなので、私も何度も行ってますが、2つの林道は初めてです。
というより、林道自体がほぼ初めてです。今までは、千葉の短い林道しか行ったことがないので。
まずは、万沢林道を西(四万温泉側から野反湖方面)へ。




私が持っているツーリングマップル2008には、「連続21kmのダート。六合村側は一部砂利が深い」と書かれています。
砂利はそれほど深くなく、整備されている道です。
落石はほぼ落ちていないし、路肩が怪しいところも皆無。
藪こぎするような所も1ヵ所もなかったです。
林道初心者としては、安心したような、ちょっとがっかりしたような(^^;;)
こんな感じの景色が延々続きます。




轍とかもなくてほぼフラットなので、普通の2WDのファミリーカーでも通れると思います。ジムニーだと持て余してしまう感じですね。
景観はほとんど望めません。拓けてもこんな感じ。




景色が見えないので、黙々と走ります(もしかして、逆ルートからだと景色が見えるのかもですが)。
道路対向車の見通しは、悪くもないが良くもないですね。スピードはそんなに出せません。
峠前後は何kmか舗装してありました。
「連続21kmのダート」というのは古い情報みたいですね。徐々に舗装化進行中なんでしょうか。
峠を越えて下りモード。
延々と走って、途中、広場というか転回所みたいなところが1ヵ所だけありました。
木立の間から、チラッと景色が見えます。
ちょっと休憩。




再び出発。
ある程度下りきると、ダートに砂利が入り交じった感じになり、道幅が広くなり始めました。
右手に「トラック出入口」なんていう看板が見えますね。




路面には、ダンプのタイヤ痕がたくさん見えます。採石場か何かが近くにあるみたいですね。
最終的には、2車線路と同じ道幅のフラットダートに。




ダートを走り終え、国道405号で野反湖へ向かいます。




6月くらいに来ると、たしかニッコウキスゲがたくさん咲いていたような気がします(私はこの手の植物はミズバショウとニッコウキスゲしかわかりません)。
もう梅雨明け間近なので、ニッコウキスゲもわずかしか咲いていませんでしたが、花は咲いてなくても、ここからの景色は、けっこう好きです。






次の目的地、白根へ向かいます。




国道405号~国道292号と通っていくのが普通だと思いますが、マイナー路好きな私は、花敷温泉から県道55号を経由します(去年の夏に来たときは崩落通行止めでした)。
マイナー路といっても、四国や九州あたりの峠越えの県道とかに比べたら、そんなにマイナー感はないですね。
普通の1.5車線路です。ただし景色はまったく望めませんが。

草津から国道292号(志賀草津道路)を登ります。
やっと景観が拓けて気持ちのいい景色が広がるところで、観光バスのおケツに張り付くハメに…
まあ、こことかビーナスラインとか芦ノ湖スカイラインとかはお約束なんで、仕方ないですね。
湯釜手前のパーキングでパチリ。




「火山活動監視中」とやらで、湯釜の駐車場は全て閉鎖されていました。
スルーして、県道466号(上信スカイライン)~県道112号で、毛無峠へ向かいます。




毛無峠はいつ来ても気持ちいいですね。
平日なので、先客はクルマ2台だけ。
しばし、360度のパノラマを堪能。
うっすらと北アルプスも拝めたり。












最後に、「湯沢線」という林道を走ります。




毛無峠側から下ると、最初の方は景色が開けていて気持ちいいです。




ツーリングマップル2008には、「砂利深い約12kmのダート」と書かれていました。
だいたいそんな感じですね。




序盤は見通しがいいところが多かったですが、麓に近づくにつれ、徐々に草深くなっていきます。




藪こぎしながら進みます。




ブレブレの画像でわかりづらいですが、目の前に枝が。
屋根も藪こぎ(^^;;)
新車納車直後は、傷がいちいち気になっていましたが、傷が10ヵ所以上になったあたりから、あきらめました。




さらに下っていくと、右手から何かが横切りました。




上の画像ではいまいち伝わりづらいかもしれませんが、これはニホンカモシカの子供ですね。
15年くらい前のツーリングで、野麦峠越えの県道(舗装路)でニホンカモシカにバッタリ出会ったっけなぁ、てなことを思い出し。
カモシカならまだしも、これから山深いところに来ることが増えるわけだから、クマよけの鈴を買わないといけないかなぁ。

林道を下り終わったら、上信越自動車道から帰路の途へ。
まあまあの距離を走った一日でした。