私の使っているツーリングマップルは2008年版です。
関東版の36ページ、甲府や北杜市(山梨県)あたりの、茅ヶ岳周辺は、舗装されていない林道がたくさんあるみたいで楽しめそうです。
前のクルマでは入り込めませんでしたが、今はジムニー。どこへでも行けます。
行ってみることにしました。
…が、しかし…。
とってもきれいな舗装路になっていました(-_-;;)
ここいらの他の道(クリスタルライン)と同じ規格の「1.5車線の舗装林道」です。
7年経つと、ずいぶん変わってしまうもんですね。
そういえば、先日行った霞ヶ浦の外周道路も、私の持っているマップルだと「ダートも残る」なんて書いてあったけれど、99%舗装化されていてガッカリ。
せっかく未舗装路を走りに来たのに、このまま帰ってしまったらもったいない!
悔し紛れに、ワザと未舗装路に迷い込んでみました。
だんだん、手入れされていない、荒れた道になってきました。
写真のような感じで、道路脇から、枝が飛び出ているところがいくつか。
屋根を擦り擦り、突破です。
屋根だけでなく、ほかにも、それなりの傷がついたと思われます。
ちょっとジムニーがかわいそうになってきました。
次からはあまり無理しないでおこう、と、固く誓うのでありました(今だけ)。
手入れをされていない林道のどん詰まりは、案の定の通行止め。
もっと手前に「この先通行止め」って看板出しといてくれればいいのになぁ…などと勝手なことを思ってみたり。
ん? でも、通行止めの右側の分岐は、ちょっとフラットだぞ。
行ってみよう。
200メートルくらい、落枝、岩、砂利をバリバリと踏みつぶしながら、時々スタックしかけて4Lなんかに入れながら、進んでいくと…
路肩崩落。
やっぱし、これは来るんじゃなかったな(笑)。
クルマ一台なんとか通れますが、もしこの先に何かあった場合、最悪、バックしながらここを通ることを考えると、初心者の私にはちょっとリスキー。
とか言いつつ、ちょっと進んでみました。
30メートルくらい先にデカい岩が(赤丸で囲った部分。映っているオッサンは私です)。
非力な私ではとても動かせないくらい重いし、さすがのジムニーもこれは超えられない。道路の真ん中にあるのがミソです。
左側の壁を使ってキャンバー走行すれば通れそうですが、何分初心者なのであきらめました。
結局、延々、200メートルくらいを、バックして戻ることに。
先ほど書いたとおり、路面状況は、落枝、岩、砂利混じりで、時々腐葉土。
前進ならまだしも、視界が限定的なバックだと難しいもんですね。
左リヤタイヤの状況が全然わからないんですよね。音と振動で、路面状況をおよそ判断しながらゆっくり進みます。
もちろん、バックする前に、30分くらいかけて、大きめの岩や石、長い落枝は取り除きましたけれども。
延々バック。疲れました。
所々スタックしたので、都度、シャベルで土木作業。
どうにか脱出。この段階で日暮れ。
新しいツーリングマップルを買うか、林道ナビ(ガーミンのNUVIなど)を導入するかしないといかんですね。
帰りも行きと先ほどと同じ道を通るわけで、同じように屋根に枝を擦り擦り。
今度、高枝切りばさみでも持ってこようかなぁ(笑)。
期待していた林道を楽しめず、ちょっと中途半端なツーリングになっちゃいました。この日は曇っていたため、風景もイマイチで写真も地味目です。
このまま帰ってしまっては、やや不完全燃焼です。
というわけで。
普通なら中央道で帰るところですが、一般道のR411で奥多摩のワインディングを楽しみながら帰ることにしました。
私のジムニーに付けているショックは
AS8ですが、この日は、フロント6、リア8のセッティングにしてみました。
なかなかの堅さですが、ケータハムやヒーレーやミニなど、英国の古いライトウェイト車に乗られていた経験のある方からすれば、これでもマイルドに感じると思われるので、逆にオススメします。
ロールアンダーはかなり解消されるので、コーナーに突っ込むときむしろ楽しいくらいですし、運転中の各操作にも、なかなか鋭敏な反応を示します。
ちょっとゴーカットっぽい(?)感覚です。振動がきつくても、個人的にはこういう乗り味が楽しいと感じます。
まあ、普段の街乗りの時は、もっと柔らかいセッティングにしていますけれども。
なんだかまとまりのない駄文になってしまいました。
お粗末様でした。