2015/08/23

川上牧丘林道〜中津川林道へ

盆休みはどこ行っても混むので、今までは、どこにも行かずボケーッとしていることが多かったです。
でも、今の愛車はジムニー。
林道とかなら、盆休みでもそれほど混まないかも…と思い立ち、ちょっくら行ってみることにしました。
まあ、行きの高速で、繁忙期お約束の事故渋滞(わき見運転してておカマを堀ったと思われる、よくあるパターン)には巻き込まれましたが。

いつも通り、情報は古いツーリングマップルのみ。
ネットなどで事前に調べることをせず、行き当たりばったりですが、大まかなプランはこんな感じです。




大弛峠から、川上牧丘林道を北へ向かい、相木川上線(林道)を経由して三国峠へ。
その後、中津川林道、上野大滝林道を経由して、天丸トンネルを抜けて国道299号へ至る…という、まあまあ林道三昧なルートです。

まずは、川上牧丘林道です。
大弛峠から北側(長野県側)へ下っていきます。




大弛峠は、今の日本国内で車両が通行できる道路の最高地点なんですね。
ちょっと前は乗鞍スカイラインの畳平が最高地点でしたよね。10年くらい前から、マイカー規制のため、上高地と同じく、自家用車では行けなくなってしまいましたが。

峠付近は金峰山の登山客(?)の車両が駐車されていてクルマだらけでした。
二駆のクルマもいっぱいです。峠の山梨県側は舗装路なので、ほとんどのクルマはそちらからのアクセスと思われます。
人混みは苦手なのでスルーしちゃいました。




岩石ゴロゴロの道を下っていきます。




峠付近は道幅十分ですが、路面は「石」というよりは「岩石」。けっこうガレてますね~。だいぶ揺すられるので、シートベルトが鎖骨を擦って痛いです(笑)。
とはいえ、下りのうえ、タイヤ4つの乗り物は、基本コケることを考えなくてすむので、かなりラクですけどね。
そういう意味では、この道を単車で登るのは大変そうですね。登ってくるオフ車、結構多かったですけど、皆さん慎重でした。そりゃそうですよね。コケてレバーやらステップやらを折ってしまうと難儀ですから。

上の方はガレているので、あまりスピードは出せませんが、下っていくと、徐々に路面状況が良くなってくるので、少しスピードレンジが上がります。

おっ、対向車にジムニーが。




シエラですね。道を譲ってくれました(^^)
この日は、後述の中津川林道も含め、通算でJB23に5~6台、JA11に2台くらい遭遇。こんなにジムニーとすれ違うのは初めてでした。

今回は下りだったので、私のような初心者でもすんなり通れました。
次回は逆ルート(登り)で来ようと思います。

林道を下りきったレタス畑の脇で、金峰山を眺めながら、ちょっと休憩。




お次は、相木川上線(林道)を経由して三国峠を目指します。




んが…川上村側から相木川上線(林道)へのアクセスは、関係者以外は禁じられている模様で、あえなく断念。
相木川上線の南側の、県道68号を西へ向かい、舗装路林道を経由して三国峠へ。




峠から先は、有名な中津川林道を下っていきます。




峠付近には、いろいろ注意書きが。




「この先悪路注意。18km間未舗装。地上高の低い車は走行できません。落石多数。タイヤ・車の破損の恐れあり。落石注意。悪路注意。秩父市」(原文ママ)。
なんだか、文字を書きおこすと、オドロオドロしてますね(笑)ジムニーだと持て余してしまうくらい安全な道なんですけども、普通のクルマもたくさん通る道ということがうかがえます。
有名ですもんね、ここは。「車が多い」と、ツーリングマップルにも記載済みですし。

道幅広く、見通しも良く、フラットで快適すぎるダートですね。




景色はあまり拝めないんですね。
標高が高いところでもこんな程度。




自転車で登ってる人も。




スクーター型の単車も登ってきてましたね。まあ、このくらいのしまったダートならスクーターでもなんとか大丈夫かと(ただし距離が長いので、スクーターでの登りは疲れるとは思いますが)。

下ってくると、さらに引き締まったダートになってきました。
舗装路1歩手前状態で、ダートだということを忘れてしまいそうです。




走りやすい道ですが、なかなかワイルドな岩肌を見せてくれたり。




いい感じの、素掘りのトンネルに出会ったり。




初心者の私には、まあまあ面白かったです。
中津川林道を下りきったら、上野大滝林道を目指します。




しかし…ここも「工事中」とのことで、入り口でゲート封鎖。
仕方なく、「金山志賀坂林道」という舗装林道を経由して、国道299号を目指します。




秩父っぽい、山深~い感じですね。
かといって、奈良の十津川とか、四国の国道494号線とか、九州の西米良ほどの秘境感はないような気はしますが。




この後、秩父や奥多摩の舗装ワインディングを通りながら都内へ。
盆の都内はガラガラなので、一般道でスイスイ帰宅しました。
走るつもりでいた林道を2本逃したのがちょっと心残りなので、そのうちリベンジしようと思っております。

2015/08/13

PIAA スレンダーホーン HO-12



純正のブザーのような音はやっぱりどうもな…ということで購入しました。

カー用品のチェーン店を訪れた際など、いろいろなホーンを鳴らして、音を確認しました。
一番シックリ来たのが、PIAAWホーン、400Hz500Hzの組み合わせです。
ありがちな周波数の組み合わせなので、他社でもいくつか販売されていますが、PIAAの音質(?)が、やや上品というか、大きな音量の割にうるさくないように、私には感じました。音の立ち上がりがマイルドで、無理矢理カタカナで表現すると、「ㇹワーン」という感じ。

定番のミツバでも、同じ400Hz500Hzがありますが、鼓膜をつんざく感じがしたんですね。音の立ち上がりが強いというか。同じく無理矢理カタカナで表現すると、「パーーーン」という感じ。少しヤンチャというか、威嚇的に感じた次第ですそもそも注意喚起のパーツなんで、多少威嚇的なのは当然なんですが(^^;;)まあ、この辺は好みですね。

というわけで、PIAA のスレンダーホーンを購入しました。
「スレンダーホーン」という商品名通り、他のホーンよりコンパクトなので、自分が設置したい場所にスッポリはまりました。

それから、異物の侵入をガードする「ガードフィン」がついているのがいいかもですね。マッド走行をすると、エンジンルームにそれなりに泥が入り込むので。

ホーンの交換の仕方はこちらをご覧下さい。

2015/08/04

時間調整式・間欠ワイパースイッチアッセンブリー



7月30日にアップした「川俣檜枝岐林道」のツーリングの記事に書いたとおり、当日は1日中雨でした。
純正の、「4秒間隔の1段階のみ」の間欠ワイパーに、モーレツにストレスを感じたので、時間調整式の間欠ワイパースイッチ・アッセンブリーに交換することにしました。

ざっくり調べてみたところ、JB23には、ファンカーゴなどに使われているトヨタ系のもに(品番:84652-52090)と、ソリオなどに使われているスズキ系(品番:37310-50M20)のアッセンブリーが取り付けられるようですね。
トヨタ系の方が値段が安かったので、私はそちらをチョイス。
スズキ系の方が、純正と同じデザインなので、気になる方はそちらの方がいいかもです。

4段階化になりましたが、1段階目の、1秒間隔ってのが、個人的にはあまり必要ない気がしましたけどね。そのぶん、4段階目を、もっと長めにしてほしかったです。

ワイパースイッチ・アッセンブリーの交換の仕方はこちらをご覧ください。

時間調整式・間欠ワイパースイッチアッセンブリー取り付け(交換)※JB23・10型の場合

まず、取り付け後の写真です。





9型までのJB23で、この手の作業を整備手帳にアップされている方がたくさんいらっしゃるので、事前に予習していました。
こりゃ簡単そうだな~と。

まず、ステアリングコラムの下のカバーを外します。
赤丸部分を手前に引っ張るだけです(写真上)。

で…あれ?
私が予習した情報では「ネジを3本外す」と書かれていたはずですが…私のジムニーには、写真の赤丸部分の1本しかありません(写真下)。
「ん~???」
どうやら10型はマイナーチェンジされているんですね。
予習したのが無駄に(-_-;;)





そんなこんなで、ここからは自力です。
たぶん、写真上の、赤で囲んだところの裏側にツメでもつけて、ネジを減らしてコストダウンような改良をしたのではないかと、勝手に推測。

おお、当たりでした。
写真下の赤丸のように、2箇所(左右で計4箇所)、ネジの代わりにツメで固定するように変わったんですね。
しかし、このぶんでいくと、アッセンブリーの取り外しも、今までと違うのかな。





図星でした。9型までとはちょっと違います。

とりあえず、9型までと共通しているのは、赤丸のカプラーを取り外すところですね。
赤い矢印のあたりのノッチを押しながら外します。

その次は…青丸部分のネジを外すんでしょうね。





青丸部分のネジは、舵が直進状態とかだと、ステアリングが干渉してドライバーが入らないんですね。
とりあえず、ステアリングを左に切りました。
やっとネジとご対面。ネジを外します。

さあ、ここからがわかりません。
青丸のネジ1本外しただけですが、これでアッセンブリーごと外れてくれないかな…
…うーん。取れる気配なし(笑)。

力技でどうにかなる感じでもないので、どういう構造で取り付けられているのか、調べてみます。





ちょっとわかりづらい写真で恐縮ですが…。
青丸は、先ほど外したネジの穴です。
その奥に鉄板があり、鉄板の穴に、黒いプラスチックのツメがかかっています(赤丸部分)。
これはきっと、アッセンブリー本体のツメですね。
これをグッと押し込んで、アッセンブリーを左にスライドさせれば、外れそうな予感。





ちょっと力技ですが、外れてくれました。ホッ(^^;;)
写真はアッセンブリーを引き抜いた状態です。
赤丸部分が、黒いプラスチックのツメが引っかかっていたところです。
後からわかったことですが、ステアリングコラムの上のカバーも外しちゃった方が、力技に頼らずとも、スッと簡単に抜き差しできます(この後の取り付け作業の際、アッセンブリーの右側のツメをステアリングコラムにかますのですが、上から目視できるので簡単に取り付けできます)。





上がトヨタ系のもの。下が純正。
写真だとわかりづらいですが、レバーのデザインがちょっと違います。

9型までだと、ここから多少の細工をして取り付けないといけませんでしたが、10型の場合、ご覧の通り、レバー右側のユニットの形状がまったく同じなので、このままポン付けです。この点ではラクチンでした。
4段階の各間隔できちんと動作するか、確認して完了です。